「心房細動」
で悩まれている患者さんは非常に多いです。
プライマリ・ケア医としてクリニックレベルでの循環器領域診療を初めて
4年になりますが、この事を実感しております。
勤務医時代とは角度を変えて診療するようになりました。
ある意味、クリニックレベルで診察している
心房細動患者さんは
1. 若年傾向がある。
2. 長年放置され、初めて指摘されるケースがある。
3. その他
.......より丁寧な対応が必要です。
(高齢患者さんに対して、病院での診療などが
雑という訳では決してありません....。)
東京 財団法人 心臓血管研究所の当時、研究本部長 山下 武志先生は
この分野での国内第一者で、平成20年に興味深い本を執筆されました。
「心房細動に出会ったら」
医師が心房細動患者さんを診療する際の
心構えなどが平易に記載されています。
特別な事が書かれている訳ではないのですが、
診察をする上で「あっ」と思う事も多々あり、
非常に参考にさせていただいています。
その山下先生が今年9月にまた続編を出版されました。
「Old and New ~心房細動の抗凝固療法~」
こんな見かたがあったのか!?

ちなみに山下先生は昨年から研究所所長兼附属病院長に就任されていました。
( 山下先生と慣れ慣れしく書いています。
面識はあるのですが、個人的にお話はした事はありません...
山下先生、失礼いたしました。 )
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