2012年11月30日金曜日

インクレチン治療(糖尿病治療)の新たなる展開

インクレチン治療の新たなる展開

と題しての勉強会です。


神戸大学 糖尿病・内分泌内科 清野先生

中央市民病院 糖尿病・内分泌内科 岩倉先生

のコーディネートで行われました。

「細胞内ストレスを標的とした糖尿病治療の新展開」

と題して 熊本大学 代謝内科 荒木先生 のプレゼンです。



糖尿病治療は今、ある意味では転換期を迎えていると考えられます。

我々のようなプライマリ医にとっては非常に重要です。

何でもかんでも薬物治療ではありませんが.....

より副作用を少なく、それぞれの患者さんごとに

適切な効果を上げる対応が求められていると思います。

書くことは簡単ですが....




Hyogo Network Meeting (心房細動~脳梗塞予防)

心房細動~脳梗塞予防に対する抗凝固療法

の勉強会です。

神戸大学・不整脈先端治療学部門 吉田先生

のコーディネートで開催されました。

















神大・不整脈先端治療学部門から福沢先生


近藤内科クリニックから近藤先生


神大・神経内科から浜口先生


のレクチャーです。


心房細動治療~そこから引き起こされる脳梗塞についてなど、

非常に充実した内容でした。

たまたま、数日前にこのブログで書きましたが....、

心房細動からの脳梗塞は一般の脳梗塞と比較して重症化しやすく、

昔から本当に痛い目に遭ってきています。

何とかしなければいけません....。




2012年11月28日水曜日

不整脈....「心房細動」....

不整脈のなかでも

「心房細動」

で悩まれている患者さんは非常に多いです。

プライマリ・ケア医としてクリニックレベルでの循環器領域診療を初めて

4年になりますが、この事を実感しております。

勤務医時代とは角度を変えて診療するようになりました。

ある意味、クリニックレベルで診察している

心房細動患者さんは

1. 若年傾向がある。

2. 長年放置され、初めて指摘されるケースがある。

3. その他

.......より丁寧な対応が必要です。

(高齢患者さんに対して、病院での診療などが

雑という訳では決してありません....。)



東京 財団法人 心臓血管研究所の当時、研究本部長 山下 武志先生は

この分野での国内第一者で、平成20年に興味深い本を執筆されました。


「心房細動に出会ったら」



























医師が心房細動患者さんを診療する際の

心構えなどが平易に記載されています。

特別な事が書かれている訳ではないのですが、

診察をする上で「あっ」と思う事も多々あり、

非常に参考にさせていただいています。





その山下先生が今年9月にまた続編を出版されました。

「Old and New  ~心房細動の抗凝固療法~」

こんな見かたがあったのか!?



























ちなみに山下先生は昨年から研究所所長兼附属病院長に就任されていました。

( 山下先生と慣れ慣れしく書いています。

面識はあるのですが、個人的にお話はした事はありません...

山下先生、失礼いたしました。 )





2012年11月24日土曜日

2012.11.24 ( 東灘区医師会館改修記念講演会 )

『東灘区医師会館改修記念講演会』

が医師会館で開催されました。

特別講演として

東灘区選出の兵庫県医師会長・川島龍一先生

からレクチャーをうけました。

「現在の我国の医療の課題」

と題してでした。

















現在、対応が急がれる課題として...

1. 控除対象外消費税

2. 医療事故届出義務問題

3. 医療イノベーション5ヵ年戦略

4. 総合特区

5. TTP

6. 医療危機管理体制


について概要をお話いただきました。

いずれも切実な悩みです...。

このことは必ず、患者さんに跳ね返ってきます。

TTPなどが提唱する、アメリカ主導型の医療では

アメリカ企業に根こそぎむしりとられて大きな代償を払う事になります。

効率良く医療改革を進める事とアメリカ主導型の

医療体制を進める事は根本的に異なります。



2012年11月23日金曜日

2012.11.22 ( 神戸動脈硬化予防セミナー )

神戸動脈硬化予防セミナーが開催されました。

今回は大阪府急性期・総合医療センター(旧 大阪府立病院)

心臓内科から山田 貴久先生をお招きしての勉強会でした。

タイトルは

「心腎連関におけるスタチンの意義」

と題してコレスレロール低下療法についてのものでした。

いろいろな研究が進むにつれて、

コレステロール低下療法についても考え方が変化してきています。

いろいろな情報を仕入れて、

患者さんに還元する必要があります。

2012年11月21日水曜日

「 日本維新の会 」

橋下徹大阪市長(43)が率いる「日本維新の会」に

石原慎太郎前東京都知事(80)が共同代表をつとめる

「太陽の党」が合流することになった。












石原氏は、新しい「日本維新の会」の代表、

橋下氏は代表代行に就任し、

12月の総選挙に臨むことになる。



















クリニックを自ら運営するようになり、

しっかり税金を納めさせてもらっている以上、

政治を監視する義務と発言する権利を持っている事の

重大さを実感しています。



2012年11月18日日曜日

自民党・安倍総裁

年末12月16日に衆議院選挙が決まりました...。

選挙なんてしている時期なのでしょうか....?

鳩山....菅.....あまりにも次々に変わる総理大臣....。

国民にもその責任はありますが....


野田首相が自民党を皮肉った言葉を借りれば、

民主党政権の「負の遺産」はあまりに多い。


即座に手術すべき懸案ばかりだが、

ヤブ医者に愛想が尽きた国民は、名医の登場を待っている。


寄り合い政党ではここぞという時に足の引っ張り合いです。

第三極勢力もそうなることは明白です....。

素人でもわかりそうですが....。

ではどに託せばよいのでしょうか...?

しっかり食べて栄養をつけて下さい。








 




第8回K-CIT研究会(2012/11/17)

第8回 K-CIT 研究会が開催されました。

 ( Kobe Cardiovascular Imaging & Therapeutics )

神戸労災病院 循環器内科・井上先生

神戸大学 循環器内科・藤原先生

がコーディネートされている勉強会です。

今回は当番世話人に指名していただきました...。



















三重大学医学部 循環器内科から講師 山田先生をお招きして、

「深部静脈血栓と肺塞栓の診断と治療」

と題してプレゼンしていただきました。

この分野では国内でトップの先生で非常に勉強になりました。


さらに

大阪大学医学部 心臓血管外科から准教授 戸田先生をお招きして、

「経カテーテル的大動脈置換術のピットホール」

と題して最近、話題の負担の少ない心臓手術のレクチャーを受けました。


参加の先生方も非常に多く、予定の倍程度のだったようです。

忙しい中、ご参加いただいた先生方にも感謝いたします。


また少し臨床のレベルが上がったような気がします....。



2012年11月16日金曜日

東灘区学術講演会

午後8時から恒例の東灘区学術講演会が開催されました。

今夜は神戸大学医学部付属病院 整形外科から

西田先生をお招きしての勉強会です。


「 プライマリケアに必要な腰痛の知識とその治療

~専門医に紹介すべきタイミング~ 」


と題して行われました。

腰痛は本当に人ごとではありません。

我々プライマリケア医にとっては大切な病気です。

その意味では整形外科医、内科医などと言っている次元ではありません。


2012年11月12日月曜日

駄目なんじゃないか....

「駄目なんじゃないか.....ばかりがよぎり、

2年で別人になってしまったなと思った」





















男子ゴルフで2年ぶりに優勝した、21歳・石川 遼選手のコメントです。

さらに

「優勝の味というか、

感触を忘れていたので不思議。

うれしいけど実感がない」

とも付け加えています。












本当に苦しい2年間であったと思います...。

まだ21歳です。

テレビ中継で試合の様子~

優勝を決めてからの表情を追っていましたが....。

この2年間は本当に苦しかった事でしょう.....。

テレビを通じての表情~コメントからしか判断はできませんが、

マスコミが追いかけ回したくなる気持ちがわかるような気がしました。

本人には気の毒ですが...。

引きつけられる何かを感じました。

静かに見守り、応援したいと思います。


43歳の私ですが彼から学ぶ事は多くあるような気がします。

頑張って下さい。




2012年11月8日木曜日

糖尿病アップデートレクチャー IN ROKKO

糖尿病アップデートレクチャー IN ROKKO

と題して糖尿病勉強会がありました。

今夜は神戸大学 糖尿病・内分泌内科学から

坂口 一彦先生 をお招きしてのものでした。
















タイトルは...

「 経口糖尿病治療薬をどう使うか?

~併用方法も含めて~ 」

でした。

坂口先生は東灘区医師会でもよくお世話になり、

勉強させていただいております。

糖尿病治療は今、

転換期を迎えていると思います。

特に私のような、糖尿病専門医以外の医師は

必死に勉強して患者さんに対応しなければいけないと痛感しております。

勿論、今も対応しているつもりですが...。










急性心不全治療フォーラム in KOBE

急性心不全治療フォーラム in KOBE
















今夜は

神戸大学循環器内科・新家 俊郎先生

のコーディネイトで行われました。

日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院から

桃原 哲也先生をお招きしての勉強会でした。

榊原記念病院は循環器領域に特化した病院で

東京ではそのレベルは指折りです....。



















「急性心筋梗塞を含む急性心不全の重症例に対する

薬物療法の有用性」

と題してのものでした。

プレゼンの中でスタッフの方々のご苦労が手にとるようにわかりました。

本当に頭が下がります....。

私もそのような過去に戻れと言われても戻れないでしょう....。



医療レベルの地域間格差を少しでも最小限にとどめるため、

我々のようなプライマリ・ケア医

(診療所レベルの医療機関)の役割は大きいと再認識しました。

基本的には病院勤務医を対象にした勉強会ですが、

非常に良い時間をいただきました。

本当に勉強になりました。






2012年11月7日水曜日

“真紀子劇場”......?

みなさん、ご存じのように...

来春に開学予定だった3大学の新設が「不認可」とされた問題。

衝撃を与えた3大学の新設不認可決定から、

わずか4日で認可方針へと方向転換を図った田中真紀子文部科学相。














確かに、認可予定の大学関係者・入学希望者

の方々の戸惑いははかりしれません。


あくまでも私見ですが....

本当に必要なのでしょうか....大学...。

大学への国からの補助金もれっきとした税金です。

田中真紀子文部科学相はそんなに悪者なのでしょうか?

手法は『マスコミうけ』する手荒いものですが...

正論は正論だと考えます。



おそらく、報道され方が「不認可」を出した文部科学相をターゲットするばかりで

その不自然な『認可』経緯の詳細はどうでもよいような感じです。

このように感じているのは私だけではないはずです。


国民もそう『お馬鹿』ではありません。

マスコミの一方的な報道には、

注意しなければいけないと感じるこの頃です。


















橋下大阪市長なら、どういう手法をとるか?

などと考えたりします。


兵庫県民の私としてはとしてはすぐに

「ピーン」

っときました。

本当に必要だったのでしょうか......?

以前は喜んで利用していましたが、

あまりの接続の悪さと便の少なさで、最近は全く利用しません。





2012年11月2日金曜日

悲しい気持ち.....

プロ野球・日本シリーズで危険球をめぐって微妙な判定があった。

詳細を語る必要はありませんが、

生放送のラジオを聴いていましたが...














悲しい気持ちになったのは私だけではないと思います。

私は日本ハムファンでも巨人ファンでもありませんが、

野球を一生懸命に純粋にプレーしている選手達、

野球ファンを傷つけた事は確かです。

昔のように詳細な画像が残らなければ、

よかったのですが....。

残念で仕方ありません。

この代償は非常に大きいと思います。