2010年11月8日月曜日

教養というもの

最近、教養というものを考えさせられています。

小泉内閣で経済財政政策担当大臣~金融担当大臣を務めた
竹中平蔵慶応大学教授のコラムを読みました....。


戦う武器の勉強は、経済学や金融工学、英語やコンピューターサイエンスなど
数多くあり、これを高めないと厳しい現状を生き抜けない。

その上で私がさらに教養の学びが必要だと主張するのは、
それが人と人とを強く結びつけるきずなの役割をするからです。

気がついてみると、私は自分の父親よりも学歴は高いけれど、
どう考えても父親のほうが高い教養を持っていると感じます。
父は本当に多くの歴史小説を読んでいて、
それを踏まえて物事を見る大きな視点を持っている、と感じたことがあります。

仕事における、あるいは人としての志とは何か、
というようなことも身についているから、人間として引かれるのです。

かつてはそういう日本人が多くいたと思います。


仕事の能力とは、単に処理にたけているだけではダメで、
つながり合える人間としての魅力が
重要なのだということです........。



何気ない文章なのですが、今の私には非常に心にしみる言葉です。


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